単衣や夏のおしゃれ着用に織られた麻の名古屋帯です。街着の小紋や紬に、もちろん浴衣や麻の着物にも合わせていただけます。
琵琶湖の湖畔にある川口織物のお品です。琵琶湖には近江上布、長浜縮緬、余呉紬などの繊維産業が昔から盛んで、山口織物は秦荘紬の名で様々な紬の着物や帯を織っています。
このお品は、ベージュ基調の縦縞に紺色の子持ち縞の横糸を打ち込んで、格子模様を織り出した夏の名古屋帯です。
草花の模様の着物に花模様の帯を合わせると、どうしても野暮ったくなってしまいます。柔らかな曲線で構成される草花模様には、幾何学の線模様を合わせます。礼装用の帯の模様に扇面・菱・七宝・雲取りなどの幾何学模様が組み込まれているのも、そのような理由です。着物と帯に模様としてのコントラストをつけるというわけです。
格子模様は縞模様とともにもっとも単純でシンプルな模様で、着物関係では普段着や街着向きの模様です。花柄の浴衣にもよく合うと存じます。
素材 麻 100% 日本製
サイズ 幅31㎝ 長さ5 m
かがり仕立てが必要です、
通常価格 55,000円+消費税 のお品です。
カテゴリー:
ファッション##レディース##着物・浴衣