江戸後期 南紀男山焼 染付『桐鳳文』茶入 茶心壺 蓋と口錫製 茶道具★美品★6D0930
南紀男山焼は、文政10年(1827年)に紀州藩の全面的な支援のもと、崎山利兵衛によって開かれた窯から始まりました。この焼き物は、その繊細な貫入と染付で描かれた鳳凰や花文の美しさで知られています。特に、錫製の口と蓋はその特徴的なデザイン要素です。紀州藩の10代藩主・徳川治宝によって藩の御用窯として設立され、最盛期には紀州一の生産量を誇りました。しかし、安政元年(1854年)の津波で被災した後も、濱口梧陵の支援により復興し、明治11年(1878年)まで50年以上にわたって焼き続けられました。
サイズ(約):
径8.8㎝、高さ10.5㎝、重さ238g
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