フランスの田舎で見つけたルイ・フィリップ様式のミラーです。
19世紀末頃。パイン材。フレーム表面は石膏製。
ルイ・フィリップ様式とは、「7月王政の国王」ルイ=フィリップの時代(1830~1848年)に作られた様式のことをいいます。オルレアン朝とも呼ばれています。
産業革命やフランス革命の影響が色濃く残る時期に流行したスタイルで、中流階級が中心となったシンプルなインテリアが多いのが特徴的です。
レストレーション様式から真鍮の飾り等の過度な装飾を排除した、シンプルかつ、中流階級の憧れだったロココスタイルのリバイバルの要素を取り入れた様式となります。
くすんだゴールド色のフレームが高級感を演出しています。
経年により、所々欠けや錆びなどがありますが、それも年月を経てきた証。
フレームのシンプルで美しいデザインが目を引きますので、インテリアのアクセントとしてもぴったりです。お家の壁にかければ、寂しかった壁も花が咲いたように華やぎそうですね。
シャビーな雰囲気の鏡で映し出される絵は、まるで絵画のように日常の風景も特別な雰囲気に切り取ってくれそうです。
ショップのディスプレイ小物としてのご利用はもちろん、日常空間でアンティーク家具と組み合わせてヨーロッパの映画や、インテリア雑誌に出てくるようなワンシーンを作り出すのも楽しそうですね。また、モダンな家具との組み合わせもおもしろそうです。
経年劣化による汚れ、キズ、フレーム割れ、背板ワレ、ミラー面腐食や曇り等ございます。
その点をご理解の上でご購入をお願いいたします。
○サイズ○
H:約103cm×W:約76cm×D:約6cm
※多少の誤差は悪しからずご了承ください。
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家具・インテリア##インテリア小物##鏡