静かに涼を運ぶ短夜を幻想的に飾る雪輪...。
凛と涼し気な黒が開く短夜、この静けさを幻想的に飾る雪輪と結晶に惹かれてじっくりと見ていると、一面には独特の透け感を巧みに操る七宝が浮かび、雪輪と結晶の幻想を引き立てながら何か物語が始まるかのような夏姿を演出する、“紋紗”雪輪夏着物仕付け糸付正絹「小紋」でございます。
~紋紗~
二本の経糸で緯糸一本ずつをからめて織り上げたシンプルなもじり織で、絽以上に透け感がある“紗”。こちらのように織り柄のある紋紗、紬糸を使った紬紗などがあります。7月、8月の盛夏はもちろん、白襦袢ではなく色襦袢を重ねて透け感をなくして悪戯な気温の変化を見せる6月、9月の単衣の季節にも着られます。
ミシン製とは一味違う“手縫仕立て”ならではの馴染みの良さ、肌当たりのやわらかい“正絹”素材の心地よい抱擁、座るときなどの生地質のよれ、下に着るものの透けをカバー、お着物を長持ちさせ後姿にも自信が持てる“居敷当付き”で至れり尽くせり。
撮影のため一度着付けただけの“真新しい”一枚。
絹“短夜が開く幻想的な夏物語”、袖を通してお浸りください。
採寸表
身丈 : 159cm(肩から)
裄 : 65.5cm
肩巾 : 31cm
袖巾 : 34.5cm
袖丈 : 49.5cm
前巾 : 23cm
後巾 : 28.5cm
素材 : 正絹(単衣)
折代 : 身丈(内揚げ 前11cm・後15cm) 裄(身頃側:2cm・袖側:1cm) 袖丈(7.5cm)
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