サービスのお品です。
有名な馬の目皿といいます。
江戸時代の庶民が日頃使用したもので従って量産品でしたからそのために絵柄を最も簡単な、幾十もの丸で素早く描く必要がありました。そのために筆致は勢いよく、線も走り従って細く滑らかなのが宜しいようです。
その幾十もの丸が馬の驚いた眼に似ていることから馬の目というようになりました。量産でしたが今に残されたものは決して多くなくむしろその外連味のない大胆な風情が好まれ愛好家や収集家の手の中からはあまり出てきません。
特に大きい皿のそれも走りの良い筆さばきの品に関しては一般に目にすることは難しくなってきております。
木製の皿立て台がついております。値段に関してはその筆致の細くなめらかで早く走ってるかどうか、そして風情、出来上がりが美術的に出来上がってるかどうかなどにより決まります。
産地だった瀬戸の知り合いから25年以上前に入手したもので個人的には十分楽しめましたので次の愛好家に引き継いで戴くのが私の使命と思ってアップしました。古美術品ですのでちょっとした貫入や欠け等の経年劣化は本物の味わいと思ってお許しください。その分使い込まれた味わいのあるお皿です。
「Uma-no-me sara (horse- eye plate ) during Edo era(around 1700)」Used by average people .
Pictures on the plate were limited only to simple circle to make many at a short time .Painting brush must runs fast and rapid so as to the circle lines be sharp and fine . They were becoming to be looked just like horse- eyes.
They were so cheap at that time, in the Edo era but they are very few nowadays. and therefore so high priced now .
Most of them are in the collector's hands.
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