数ある品物の中からご覧頂きありがとうございます。
~商品説明~
【メーカー】:8日巻、精工舎、十六吋グレシャム。
創始者の服部金太郎は13歳で時計店に丁稚奉公に入り、明治14年に時計の修理・販売の服部時計店を創業し、明治25年に31歳にして工場である精工舎を設立します。
某サイトで同じものの記録が残っていました。
大正後期~昭和初期であると確認できます。
十六吋ともなると一般的な柱時計のイメージよりは相当大きく感じます。
当時は駅や役場のような場所で使われるのが一般的だったようです。
文字盤、振り子、鍵なども全く同じで総オリジナルと言えます。
【サイズ】:縦、横51.0㎝。奥行き13.5㎝。大まかな外寸です。
【状態】:全体的な状態は良いです。
文字盤は当時のオリジナルで日焼けや擦れはありますが数字などはしっかりと残っています。。
文字盤を留めているネジが腐っているものがありましたのでストックしていたマイナスネジと取り換えています。
中の機械の第一歯車、ゼンマイの逆回転を防ぐストッパー部分の針金が折れていましたので新しく作り直しています。
可能な限り清掃、修復は行いましたが美品、完品をお求めの方は購入をお控えください。
【清掃過程】:ケースですが、清掃後全体には蜜蝋ワックスを塗り、ツヤを出しています。
ガラスも外し洗浄を行っています。
真鍮か所についてはできる限り磨きをかけていますが、汚損、破損の恐れがあるか所は磨きを控えている所もあります。
機械は洗浄液に浸しブラシで古い油を落とし、よく乾かしてから組み直し、注油を行っています。
ゼンマイは同じく洗浄しますが、油のこびりつきやサビ等が出ているので手作業で磨き、点検を行っています。
時打ち側のワイヤーバネも劣化が見られていたので新しいワイヤーバネを巻き直しています。
組み直しを行ってから可動をさせ時間、時打ちに狂いがないことをしっかりと確認しています。
【その他】:ケース、機械共に流石は世界のセイコーといった作りです。
時計産業にとっては一番良い時代の造りではないでしょうか。
巻き鍵、振り子も付属していますので届いたその日からお使い頂けます。
購入後も出来る限りのサポートをさせて頂きます。
値下げ交渉可です。
気になること、わからないことがあればお気軽にご相談ください。
よろしくお願いします。
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