新品未使用
写真撮影のため手袋をし開封しましたが、それ以外は触れてません
中身のみ配送 箱希望の場合+1200円
この酒杯は、名港中央大橋主塔を支えるケーソン基礎の掘削工事の際に採集された粘土と、瀬戸焼に用いられる陶土を混ぜ合わせて焼上げたものです。
粘土は、今から16~17万年前に形成された海部・弥富累層に分布するもので、建設地点では海面下47~50mの深い位置に当たります。上述のケーソン基礎はこの層をさらに握り下げた、支持力の大きい砂礫層に達しています。
50mの海面下に、しかも十数万年もの間、静かに横たわる未到のこの層に、土木技術の粋を集めて初めて到達し、直接手で触れ、足で踏み、目で確かめ得た時の感動は、忘れることはできません。
この気持ちを記念に留めたいと、瀬戸の新進陶芸家加藤正也先生の手により、丹精こめて酒杯を焼き上げて頂きました。
ご愛用下されば幸甚に存じます。
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